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2018年12月19日
訃報―重由美子さん逝く。日本初の五輪銀メダリスト
重由美子(しげ・ゆみこ)さんが9日午前3時15分、乳癌のため佐賀県唐津市の病院で死去した。
唐津市出身。53歳。兄弟の影響を受けて、小学5年生の頃からヨットを始めた重さん。
唐津市出身。53歳。兄弟の影響を受けて、小学5年生の頃からヨットを始めた重さん。
ヨットレースを始めた中学時代から頭角を表し、唐津東高校時代には国体やインターハイで活躍。
やがて、オリンピックを目指して世界に羽ばたき、1992年のバルセロナ五輪から、クルーの木下アリーシアさんとコンビを組んで、女子470級で3大会連続五輪出場。バルセロナで5位入賞、ついには、1996年のアトランタオリンピックで日本初の銀メダルを獲得、2000年のシドニー五輪の8位に入賞した。現役引退後は、地元唐津市の佐賀県ヨットハーバーで後進の指導に当たっていた。
やがて、オリンピックを目指して世界に羽ばたき、1992年のバルセロナ五輪から、クルーの木下アリーシアさんとコンビを組んで、女子470級で3大会連続五輪出場。バルセロナで5位入賞、ついには、1996年のアトランタオリンピックで日本初の銀メダルを獲得、2000年のシドニー五輪の8位に入賞した。現役引退後は、地元唐津市の佐賀県ヨットハーバーで後進の指導に当たっていた。
重由美子さんの早過ぎる死を悼み、心からご冥福をお祈り申し上げます。
yachting1996年10月号の表紙を飾った重由美子さん(中央)