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　50周年を迎えたプリンセス・ソフィア杯がスペイン、マヨルカ島のパルマで4月1日～6日にわたって開催された。シーズン最初の世界大会として人気のこのレガッタには、世界の68か国867艇、1218人が参集した。日本からはオリンピック艇種全10種目に37艇57人がエントリー。とくに、470級男女、49er男子、49erFX女子はオリンピック代表選考を懸けた最初の大会となった。
最終日、470級男子のメダルレー。朝は25ノットオーバーだった風もスタート時には18ノット前後まで弱まったなか、メダル獲得を狙った市野・長谷川組はスタートでの失敗を取り戻すことが出来ずに最終フィニッシュとなり、総合順位も8位と後退した。
同じく、メダルレースに進出した470級女子の吉田・吉岡組はメダルレースを5位でフィニッシュ、総合順位も5位に入賞してオリンピック代表の座に一歩近づいた。
今大会を総評して中村健次ナショナルコーチは「今大会は予選が軽風～中風、後半になって強風も交えて全レースが消化出来て良かった。4種目でオリンピック選考が始まり、この後に選考が始まる艇種も含めてしっかりと代表を選んでいく」と語った。

●詳細はJSAFオリンピック強化委員会
https://jsaf-osc.jp/report/report_038.php



















2019シニア強化選手一覧

NT:ナショナルチーム。高い競技力を持つ日本代表選手
特強:特別強化対象選手。NTに準ずる競技力を持つ特別に有望な選手
NF強化:競技団体強化選手。NT、特強に準ずる競技力を持つ有望な選手
HOPE:ホープ選手。将来性に期待する特別に有望な選手

*)C=2人乗りクラスのクルー　☆=リオ五輪代表選手　△=ロンドン五輪代表選手
▲=アジア大会代表　★=WSユースワールド代表