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2019年08月16日

吉田愛・吉岡美帆、悲願の金メダル獲得に名乗り






470級女子日本代表に内定した吉田愛・吉岡美帆(右)選手(Photo/Junichi Hirai)


 「日の丸セーラーズ」から吉田愛・吉岡美帆選手がセーリング競技では初の2020東京オリンピック代表選手に内定した。
470級女子の吉田愛・吉岡美帆選手組(ベネッセホールディングス)は、8月2日~9日にわたって開催された470級ワールド2019に、日本代表の座をかけて挑み、見事、総合2位、銀メダルを獲得。同時に、セーリング470級女子日本代表に決定した。
吉田愛選手は北京、ロンドン、リオ五輪に次いで4度目のベテランセーラーで、リオ五輪で吉岡美帆選手とコンビを組み5位に入賞、この東京オリンピック2020で悲願の金メダルを目指す。
吉田・吉岡組は前日の予選レースまでは英国チームと僅差の大接戦を演じ、1ポイント差の2位でメダルレースに挑んだが僅か3ポイント差で2位に甘んじた。
470級男子のメダルレースに唯一出場した岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)・外薗潤平(九州旅客鉄道)組は総合6位と健闘したがメダル獲得には至らず、男子470級のオリンピック代表の座を巡る熾烈な争いはまだ続く…


メダルレース当日の吉田愛選手。レース前の計測にて


2020東京オリンピック470級女子日本代表(内定)
吉田愛・吉岡美帆組




吉田愛(38)
神奈川県出身。㈱ベネッセホールディングス所属。2019年プリンセスソフィア杯5位、2018年ワールドカップ江の島大会2位、2018年アジア大会優勝、同じく、2018年世界選手権優勝。2016年リオオリンピックで総合5位に入賞。東京オリンピック2020で宿願の金メダルに挑む。

吉岡美帆(28)
広島県出身。㈱ベネッセホールディングス所属。2019年プリンセスソフィア杯5位、2018年ワールドカップ江の島大会2位、2018年アジア大会優勝、同じく、2018年世界選手権優勝。2016年リオオリンピックで総合5位に入賞。ベテランの吉田愛とともに東京オリンピック2020で宿願の金メダルに挑む。