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新着情報

2020年01月22日

参加全7艇が無事フィニッシュ、闘いの幕を閉じる

 「日本―パラオ親善ヨットレース」は、昨年12月29日に横浜をスタートしてから14日目の1月11日19:11:18に最終艇の<翔鴎>(倉橋隆行オーナー)が無事パラオのフィニッシュラインをクロスして、14日間にわたる闘いの幕を閉じた。
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1月10日10:01:35、6番手で入線したのは<ラッキーレディⅦ>(稲葉文則オーナー)だった。同艇は静岡県熱海をホームポートに、旧NORC時代から活躍する関東の猛者として知られ、今回は、重鎮2人の77歳を含めて平均年齢が68歳と強者揃いで、見事に1、720余海里を走り切った。
パラオ・コロール島東方沖のフィニッシュラインを通過する<ラッキーレディⅦ>
平均年齢68歳で頑張った<ラッキーレディⅦ>の面々

最終艇<翔鴎>のフィニッシュは翌11日の19時過ぎ。日没後にフィニッシュした<翔鴎>を手作りのボードで盛大に出迎えたのはパラオの人びとだった。
フィニッシュ直後の<翔鴎>クルー
パラオの人びとが手作りのボードで暖かく出迎える

<テティス4>が総合優勝!

パラオ共和国独立25周年を記念して開催された「2019-2020日本―パラオ親善ヨットレース」の表彰式が、1月15日に現地パラオにて行われた。表彰式には、参加7艇の選手とその応援団、レース運営関係者、来賓など150余人が出席し大変な盛り上がりをみせ、総合優勝した<テティス4>にはパラオ大統領より優勝盾が贈られた。
喜びに沸く総合優勝の<テティス4>
総合3位は新田大会実行副委員長の<1122トレッキー>が入った
参加各艇にはレメンゲサウ大統領から記念の盾が贈られた。左は<翔鴎>の茅島スキッパー

パラオの皆さん、有難う

「<翔鴎>がフィニッシュしました。これで、全7艇がパラオに到着。思えば、12月29日から長い間、選手、関係者、そして、陸上から応援してくださった多くの皆さまのおかげで、全艇が無事にパラオにフィニッシュできました。最後に、日没後にフィニッシュした<翔鴎>をパラオの皆さんが暖かく出迎えてくれました。また、レース中、フィニッシュのときには大勢のパラオの皆さんが尽力してくださいました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当に有難うございました。これからも、日本とパラオの友好関係が末永くつづくことを祈念します」(実行委員会)
写真提供/2019-2020日本―パラオ親善レース実行委員会
詳細はhttps://japan-palau-yachtrace.com/