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ソフトバンク株式会社(以下ソフトバンク)がスポンサーとなって、関西ヨットクラブから“ソフトバンク・チーム・ジャパン”が2年後の「アメリカズ・カップ2017」に挑戦する。

　4月30日、ソフトバンク本社で行われた記者会見には、一般社団法人関西ヨットクラブ理事長の渡邊浩氏、総監督を務める早福和彦氏、日本セーリング連盟の河野博文会長らが出席して、創立50周年を迎える関西ヨットクラブを挑戦クラブとして正式にエントリーした旨を発表した。

　15年前に“日本チャレンジ”のクルーとしてアメリカズ・カップに初参戦、以後、世界を舞台に活躍し、その豊富な経験を活かしてチームの総監督を務める早福和彦氏は、「15年来の夢が叶い、アメリカズ・カップ挑戦を指揮出来ることは大変な光栄なこと。幸い、次回大会は艇のレギュレーションも変わり、小型化された均一な艇での闘いとなり、クルーの技量が競われる大会となる。チームはまだ出来たばかりだが強いチームをつくることが急務。この6月にはバミューダでトレーニングを開始し、これからは、今年の「アメリカズカップ・ワールドシリーズ」に参戦し、2017年にバミューダで開催される挑戦艇シリーズを勝ち抜き、「アメリカズ・カップ2017」に挑戦します」と。

　スポンサーのソフトバンクの企業理念は「情報革命で、人々を幸せに」。グループ代表の孫　正義氏は「世界最高峰のヨットレースである“アメリカズ・カップ”への挑戦は、世界No1を目指すソフトバンクグループの姿勢とも重なる大きなチャレンジ。多くの皆様とともに日本チームを応援していきます」と、“至高の銀杯”に掛ける熱い思いを語った。