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11月29日、JSAF外洋湘南が主催する「2015湘南コモドアズカップ」が開催されました。今年で12回目を迎えるこの大会は、外洋湘南水域のフリートに属する各クラブのコモドア(クラブ会長)が、舵を引いて行う対抗レースで、今年は葉山マリーナヨットクラブ、葉山ヨットクラブ、逗子マリーナヨットクラブ、江の島ヨットクラブ、熱海ヨットクラブ、真鶴ヨットオーナーズクラブ・伊東オフショアーレーシングクラブの混成チームの6チームが参加。
　レースは、ワンデザインのマッチレース艇(ヤマハ30NST艇)6隻により、上下2往復のコースで3レースを行い、総合得点を争いました。
当初は親睦レースの色合いが濃いものでしたが、対抗レースと名がつくと、各クラブが特徴あるチームを編成して年々ヒートアップし、今年はオリンピッククラスの各シリーズの最終レースで行われるアンパイア制フリート・レースで実施されました。

レース当日は、富士山がくっきり見通せる雲一つない晴天で、北寄りの風が最大で約20ノットの絶好のレース日和となりました。第2レースはスタート時の風が20ノットオーバーとなり、コモドアの体力を考慮してか?スピンネーカーの使用を禁止して行ないましたが、事故、抗議もなく予定通り3レースを消化しました。
　レース結果は葉山マリーナヨットクラブが優勝、熱海ヨットクラブが準優勝、逗子マリーナヨットクラブが3位となり、表彰式は大いに盛り上がり、クラブ間の親睦を深めました。(渡邊康夫・記)

撮影:大島ゆうこ